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お知らせ 1年生が京都での本山研修に参加(11/5~7)

  • 1年生が京都での本山研修に参加(11/5~7)

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 真宗大谷派のお寺である名古屋別院の学び舎(閲藏長屋)をルーツにもつ本校は、1年生全員が京都府にある真宗本廟(東本願寺)を訪れ、親鸞聖人のみ教えに触れる機会を設けています。江戸時代に建立された東本願寺は、阿弥陀堂や鐘楼など多くの重要文化財を有し、全国の真宗門徒の信仰を集める有名な寺院です。
 東本願寺の御影堂門をくぐった生徒たちは、前に広がる御影堂の大きさに驚きながら入堂しました。特別に堂内の様々な場所を参観させていただいたり、奉仕作業として廊下の雑巾がけをしたりしました。また、『お見合い35回にうんざりしてアメリカに家出して僧侶になって帰ってきました』などの著書で有名な英月さんの法話を聞き、勤行練習も体験しました。
 矢野さんの感想です。
「私が印象に残ったのは『頭礼』の大切さです。頭礼をすることで出会いの場が多くあること、感謝すべきものが目の前にあることに気づかされました。身近に大切なものがたくさんあることを忘れずに、常に感謝の気持ちと挑戦し続ける気持ちを持って過ごしていきたいです」
 谷内田さんの感想です。
「大寝殿にかざられていた『すずめの3枚の絵』が心に残りました。警戒心の強い鳥が折れそうな木の枝に座っていて、3枚の絵で人生を表しているのではないかという考え方が素敵だなと思いました。他にも清掃奉仕や勤行練習、英月先生の講話を聞いて、自分を信じて何事にも挑戦していこうと思いました」
 本校の宗教行事は、仏教に関わる様々な先人の知恵に触れて自分を見つめなおす機会となるよう工夫しています。身の回りの人々や物事に感謝する心を持ち、穏やかな学校生活が送れるよう、これからも成長し続けることを期待しています。