新着情報

News

お知らせ プロから学んで成長を続ける1年生… 生活文化コース 10/16

  • プロから学んで成長を続ける1年生… 生活文化コース 10/16

  • プロから学んで成長を続ける1年生… 生活文化コース 10/16

  • プロから学んで成長を続ける1年生… 生活文化コース 10/16

 2学期に入って、生活文化コースの1年生はプロの外部講師から学ぶ3種類の実習を体験しました。
 まずは華道の実習です。剣山に花を生ける「自由花」を体験しました。見る人がきれいに感じる花の生け方を考えながら、それぞれが工夫をしながら作業に集中しました。完成した後には、華道家元(いえもと)池坊の先生から講評をいただきました。
 日高くんは初めての華道体験で、「どのような工夫をしたらきれいに見えるのか、バランスが良くなるのかなどわからないことが多かったけど、先生に教えてもらいながら自分の作品を作ることができました。メインの花を引き立たせるための他の花や葉のバランス、使い分けが難しかったです」と語ってくれました。
 調理実習では愛知調理専門学校から講師をお招きして、中国料理の「五目ビーフン」と日本料理の「太巻き」づくりに挑戦しました。
 中国料理では調理の基礎として、材料の切り方や中国料理の特徴を学びました。先生のテキパキとしたお手本を参考にして、班で協力しながらおいしい五目ビーフンを作りあげました。
 笹野さんは、「干しエビの戻し汁をうまみとして使っていて、食べ物を無駄にせず使うところに食材への感謝の気持ちを感じました。私は野菜が苦手でしたが、生活文化コースに入って多くのメニューで野菜を使ってきました。野菜があることで料理をよりおいしく感じることが分かり、好きになりました」と話してくれました。
 また、日本料理では巻き寿司の巻き方、具材のいろどりなどを教えてもらいました。初めて巻き簾(まきす)を使って巻き寿司に挑戦した生徒も多く、苦戦しながらも楽しく調理することができました。味だけではなく、お客様をおもてなしするための盛りつけ方や見た目の大切さも学ぶことができました。
 小柳さんは「のりにごはんを広げることが難しかったけど、上手にできてよかったです。巻く時に具材を越えて、のりがくるようにすると巻きやすいとわかりました。」と感想を教えてくれました。
実習を重ねるたびにたくさんの新しい学びがあります。生活文化コースの1年生は、またひとつ成長することができました。