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お知らせ 「今日までそして明日から」~令和2年度終業式

  • 「今日までそして明日から」~令和2年度終業式

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 令和2年度の最終日を迎えました。
 コロナに明けコロナに暮れた1年となりましたが、そんななか生徒たちは、できることをこつこつ積み上げて、今日を迎えることができました。

 1年生の生徒意見発表は、松林日向舵君。題は「今、できること」。
 「命を始め、普段ある様々なことは当たり前ではない、感謝をもって具体的に行動したい。将来は人を喜ばせ、支えるような人を目指したい」と述べました。
 2年生の鶴田龍之介君は「数えきれない支え」と題して、続けてきた剣道を通して、支えあうことの大切さ、支えることの意味などについて主張しました。

 新型コロナウィルスは、生徒たちに、「普段普通にあること」の意味、「当たり前」の価値について、問い直しの機会を与えてくれたようです。
 「自粛」「がまん」で、今日まで過ごした日々は、彼らにとって決して無駄な時間でなく、将来への力となったようです。

 ランチルームの前に、最近では珍しい行列ができていました。
 次の時間は、教科書購入です。
 本校は5つのコース制をとっていますので、生徒たちもコースごとに異なる量の教科書を抱えて教室に戻ってきます。
 うずたかく積まれた教科書を見て、「(進級することが実感できて)うれしい」という生徒や、「(これだけの勉強をすることを思うと)ちょっぴりため息が出ます」という生徒など、感想はそれぞれでしたが、明日からの生活に思いを馳せる生徒たちでした。

 窓の外には、桜が数輪、綻(ほころ)んでいます。
 春はすぐそこです。

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