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お知らせ 「ふつう」って何だろう ~ 福祉実践教室

  • 「ふつう」って何だろう ~ 福祉実践教室

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 毎年1年生は、この時期に「福祉実践教室」を行っています。
 今日も豊田市福祉協議会を介してお集まりいただいた各団体の皆様のお力をお借りして、1年生全員で取り組みました。

 まずは教室で、ビデオ視聴(『しんちゃんがないた』)をしました
 四肢性マヒのしんちゃんのおかあさんがつかった言葉「ふつう」が、インパクトをもって響きました。

 次に、各会場に分かれて、各種体験の基本的な考え方を教わりました。
 
 次はいよいよ体験です。

  
 車いす体験、点字体験、手話体験、筆記要約体験、高齢者疑似体験、視覚障害ガイド体験、など実に多岐にわたりました。


「知っている」「見たことがある」のと、やってみるのでは大違い。

 相手の立場に立つことの難しさにまず直面しました。

 さらに、介助・補助をしながら、「ふつう」とは何だろうという疑問に突き当たったようです。

 何と比べて、ふつうなのか。
 支えてあげる人がいて、支えてもらう人がいる。
 そんな考え方をすれば、今の自分たちも多くの人に支えられている。

 障害があることを「かわいそうと思ってくれる必要はない」とのお言葉も心に響きました。

 鳥は飛べるのがふつう、ヒトは飛べないからかわいそう…?

 いろいろ考えて、その人はその人らしい。それを個性という。
 翻って、自分は自分らしくあればよい
 そしてその人のできることをもって、支えあって生きていくという考え方の大切さ。
 
 そんなことについて考える機会となったようです。

 寒い日でしたが、心温まる学習ができました。