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学校 遅れた日常を取り戻す

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 本格的に授業が始まって1週間がたちました。
 2か月も臨時休校があったなんて、生徒たちの表情からはうかがえません。

 3年生の教室を覗くと、「社会常識」の授業。今日は手紙の書き方。
 じっくり考え、丁寧に書き、読み直し、返事が来るのを心待ちにする。
 そこにはアナログ時代の「心」が残っていました。

 人間福祉コースでは、高齢者理解の実習でした。
 左手で豆つかみをしたり、とろみ剤を入れてお茶を飲んだり、口腔ケアの体験をしたりと、座学ではわからない「感覚」を、味わっていました。

 1年生の教室は…というと、なんと、自己紹介や室内レク。
 それもそのはず、本格的に高校生としての授業が始まってから、クラスとして親睦を深めるようなチャンスはなかなか取れていませんでした。
 学年主任のアイディアで生み出した、行事の間の20分の時間を使って、クラスそれぞれに工夫した「アイスブレーク」(親睦ゲーム)に取り組みました。
 この日の朝まで、なんとなくよそよそしさが残っていた雰囲気も、帰りには笑顔がたくさん見られるようになりました。

 授業の遅れ、仲間づくりの遅れを取り戻すべく、今日も全校一丸となって頑張っています。